“みんなのお手本”となる長谷部誠は今季もチームの主役 技術・メンタルの両面で重要な存在に

フランクフルトに所属する長谷部 photo/Getty Images

今季もリベロとして影響力発揮か

2016-17シーズンもチームを支える存在だったが、日本代表MF長谷部誠は今季もフランクフルトに欠かせない存在だ。

昨季は指揮官ニコ・コバチのコンバートで3バックの真ん中を担当し、リベロとして活躍。時には本職のボランチを担当することもあり、カメレオンのように変化するコバチのフットボールにおいて長谷部のような複数の役割をこなせる選手は貴重だ。

独『SGE4EVER』も新シーズンのポイントの1人に長谷部を挙げており、その経験値からチームの重要な要素になると伝えている。また、指揮官コバチが「彼は全ての若い選手にとってお手本となる存在だ」と称賛していたことも取り上げており、33歳の長谷部は精神面でも求められている部分が多い。
チームには34歳のFWアレクサンダー・マイアーもいるが、マイアーは昨季から怪我で何度かチームを離脱している。さらに今夏のオフ期間にもマイアーは足首を負傷し、2カ月ほど離脱すると見られている。そのため、33歳の長谷部は今のところチーム最年長選手だ。

昨季は長谷部が3バックの真ん中に入ったことで安定した守備を築けていたが、同じようなスタートを新シーズンも切れるのか。戦術、精神面の両方で長谷部はフランクフルトに欠かせない存在となっている。

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