ミランがUEL・プレイオフ進出 新主将候補「ファンを熱狂させるのが僕らの使命」

値千金の先制ゴールを決めたボナヴェントゥーラ photo/Getty Images

開始早々の先制点が試合の勝敗を分ける

ACミランは3日、ヨーロッパリーグ(UEL)・予備予選3回戦の2ndレグでルーマニアのクラヨーヴァとサン・シーロで対戦した。

試合は、キックオフ直後から積極的に攻撃を仕掛けるミラン。開始9分に右CKを得ると、相手GKがクリアし損ねたボールを拾ったジャコモ・ボナヴェントゥーラが落ち着いてゴールに流し込み、早々と先制に成功した。一時、クラヨーヴァに攻め込まれる場面も見られたが、その後もホームの歓声を背に攻撃の手を緩めないミランは52分、左サイドで得たFKから最後はパトリック・クトローネが押し込み、リードを2点に。そして、試合はこのまま終了のホイッスルを迎え、2-0でミランがクラヨーヴァを撃破した。この結果、2戦のトータルスコアを3-0としたミランのUEL・プレイオフ進出が決定。本大会出場に向けて大きく前進している。

試合後、この一戦で値千金の先制ゴールを挙げたボナヴェントゥーラが伊『SPORT MEDIASET』のインタビューに応じ、次のように語った。
まず「僕たちはこの試合で絶対に勝たなければならなかった。暑い中での試合だったが、素晴らしいパフォーマンスを披露できたと思うよ。すぐにリードできたのも良かったし、その後もボールを支配できたしね」と試合を振り返ったボナヴェントゥーラ。そして「ホームゲームでは、サン・シーロが大勢のファンで埋め尽くされることが確実だ。だからこそ、良いパフォーマンスを披露し、彼らを熱狂させなければならない。僕はこれらが、僕らの使命だと思っているよ」とコメントした。さらに、新チームの主将候補と噂されている件について質問され、「それはクラブが決めることだ。(新主将に)なるかどうかは彼ら次第だよ」と述べている。

今夏の積極補強もあり、プレシーズンから好調をキープするミラン。はたして、今季こそかつて輝きを取り戻すためのキッカケをつかむことができるのか。

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