まだ足りない?
イングランドのマンチェスター・ユナイテッドを指揮するジョゼ・モウリーニョが、クラブに対しさらなる補強を求めているようだ。
すでに今夏のマーケットで1億4600万ポンドを費やし、DFヴィクトル・リンデロフ、FWロメル・ルカク、MFネマニャ・マティッチらの獲得に成功しているユナイテッド。とりわけ昨季のエヴァートンでゴールを量産したルカクとのサインは大きな戦力増強に繋がるはずだが、モウリーニョはまだ100%の満足感を得ていない。
英紙『Independent』はポルトガル人監督がサイドプレイヤーを2名、そしてアタッカーを1名追加するようクラブに要請していると報道。前者の候補としてインテルのウインガー、イヴァン・ペリシッチとパリ・サンジェルマンの右SBセルジュ・オーリエの名前を挙げている。また、24歳のコートジボワール代表DFに関しては、現在のオールド・トラッフォードにおける右サイドを支配するエクアドル代表のアントニオ・バレンシアに匹敵し得る実力があるとも評した。アタッカー候補にはバルセロナのポルトガル代表MFアンドレ・ゴメスや、エヴァートンのイングランド代表MFロス・バークリーなど様々な名前が挙がっており、モウリーニョのお眼鏡に適うプレイヤーが誰になるのかに世界中が注目している。
名門復活という巨大なミッションを託され、昨夏の就任以降、幾つもの効果的な契約を成立させてきたモウリーニョだが、彼の要望を満たすだけの補強費は一体いつになれば尽きるのだろうか。