バルサ相手のコバチッチは”衝撃” スペイン紙「あのパフォーマンスでジダンは頭痛起こしてる」

レアルを率いるジダン photo/Getty Images

人材が優秀すぎて悩む

現在のレアル・マドリードは、世界トップレベルの中盤を誇るチームだ。トニ・クロース、新10番のルカ・モドリッチ、アンカーのカゼミーロに加え、イスコ、マルコ・アセンシオ、今夏レンタルから復帰したマルコス・ジョレンテ、レアル・ベティスから加入したダニ・セバージョス、そしてマテオ・コバチッチのことも忘れてはならない。これだけテクニシャンを揃えているチームも珍しいだろう。

中でも今回スペイン『MARCA』が注目したのはコバチッチだ。コバチッチはスタメンを確保できているわけではないが、先日のインターナショナル・チャンピオンズ・カップで実現したクラシコでは驚異のパフォーマンスを披露。ゴールを決めたのはもちろん、バルセロナの選手を翻弄するドリブルとテクニックは見事だった。こんな選手が控え要員扱いになっているところにレアルの凄さがある。

同メディアは「コバチッチがバルセロナ相手に特別なパフォーマンスをしたことで指揮官ジネディーヌ・ジダンは頭痛を起こしている」と伝えており、現在ジダンは誰をスタメンで起用していけばいいのか頭を悩ませていることだろう。これまでの実績、さらには能力も考えるとインサイドハーフのクロースとモドリッチは外せない。しかしながらコバチッチやイスコもテクニックでは負けておらず、中盤からの突破力では2人を上回っていると言える。
ジダンにとっては贅沢な悩みではあるものの、悩みが贅沢すぎるのも考えものだ。中盤の実力者たちをどうローテーションさせていくのか。選手たちのメンタル部分をコントロールするためにも上手く起用していく必要がありそうだ。

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