高騰化する移籍金に終止符を ヴェンゲルが推奨「契約が1年を切る状況は一般的になる」

警鐘を鳴らすヴェンゲル監督 photo/Getty Images

フットボール界に新しい流れか

近年のフットボール界は、マネーゲームと化している。移籍金は高騰化しお金に関する記録が次々と更新され、歯止めがきかない状況だ。

長年フットボールを指揮官という立場で支えてきたアーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、この状況に警鐘を鳴らしていた。利益第一で、選手やクラブのためになっているとはいえない。しかし、10年もすれば状況は変わってくるとヴェンゲル監督は持論を展開した。同監督のコメントを英『the guardian』が伝えている。

「これからは選手の契約が残り1年を切るという状況はもっと一般的になるだろう。移籍金は普通の選手ですら高額だ。他のクラブが要求額を払わないために、より多くの選手の契約が残り1年を切る状況になるだろう。今後10年間で普通のことになると私は確信している。これは問題ではない、理想的な状況だ。サッカー選手なら契約最後の日までいいプレイをしたいと思うだろう。契約が切れるのが1年でも2年でもそれは変わらない。選手がドレッシングルームに座って『契約はあと1年だから、今日はいいプレイしたくない』と本気で考えると思うかい?  フットボール選手である以上、いいプレイをしたいはずだ。契約期間の長さに限らずにね」

アーセナルには来シーズン限りで契約の切れる選手が多数在籍しており、その中でもアレクシス・サンチェスとメスト・エジルの契約更新が早急に望まれている。また、この発言は現行の選手と契約を更新しない意向なのかもしれない。しかし、ヴェンゲル監督の推奨する契約更新をせず、契約満了で他クラブへ移籍する場合、もちろん移籍金は発生せずただで選手を手放すことになる。クラブとしては、その移籍金を元手に新たに選手を獲得するなど利益となるが、ヴェンゲル監督の考える仕組みが主流となるのだろうか。これからの移籍市場、ヴェンゲル監督の発言に注目が集まる。

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