バルセロナ&ローマで輝けず
昨夏にローマへの移籍(ローン移籍)を果たしたDFトーマス・ヴェルマーレン。アーセナル在籍時に主将を務め、2014年夏にはバルセロナへの移籍を果たした同選手だが、度重なる負傷に悩まされて出場機会を失うシーズンが続くなど、苦境に立たされている。
こうした状況のなか、プレミアリーグに所属するウェストブロムウィッチ・アルビオンが同選手の獲得を検討していると、英『sky SPORTS』が伝えている。同クラブの他にクリスタル・パレスが同選手に熱視線を注いでいるほか、同選手のフィジカルコンディションを見極めたうえで獲得交渉が進められる見込みであることが併せて報じられた。
今オフにバルセロナへの復帰を果たした同選手だが、ハビエル・マスチェラーノやジェラール・ピケ、及びサミュエル・ウムティティといった面々からレギュラーの座を奪うのは容易ではない。キャリアの岐路に立たされたと言っても過言ではない同選手だが、2013-2014シーズン以来となるプレミアリーグへの復帰を決断するのだろうか。