バルサが夏のクラシコ制す 5点が飛び交う熱き乱打戦に

来季を占う真剣勝負となる photo/Getty Images

エル・クラシコがアメリカで開催

スペインのバルセロナとレアル・マドリードが30日、アメリカのハードロックスタジアムでプレシーズンマッチとして相見え、夏のクラシコを戦った。

クリスティアーノ・ロナウドが欠場したものの、ガレス・ベイルやルカ・モドリッチ、カリム・ベンゼマらを並べたレアルと、自慢のMSNが揃い踏みしたバルサ。“本気のエル・クラシコ”が開催されたのはフロリダ州のマイアミガーデンズだ。

ゲームは開始3分、メッシが敵陣エリア内へ侵入しモドリッチをかわすと、得意の左足をひと振り。シュートはGKナバスの頭を超え、いきなりバルセロナに先制点が誕生する。よもやの失点を喫したレアルだが、そのわずか4分後にもネイマールのパスからラキティッチが決めて追加点。プレシーズンマッチながらアグレッシブな攻撃を展開するバルサに対し、レアルは主導権の確保に苦しむも、14分にはコバチッチが細かなボールタッチから中央を突破し、狙い澄ましたシュートでGKシレッセンを射抜く。

スコアを1-2とし、徐々にペースを掴み始めたレアルは36分にもカウンターアタックからマルコ・アセンシオが攻め上がり、最後はフリーで左足シュートをニアサイドへ突き刺す。両チーム共に攻撃の手を緩めることなく白熱の前半は終了。セカンドハーフへと折り返す。

レアルは後半、技巧派のイスコや若手CBヘスス・バジェホ、そしてハードワーカーのルーカス・バスケスらを、対するバルサもセルジ・ロベルトをそれぞれ投入。しかし、メンバー変更によるズレが生じたのか、レアルはセットプレイの場面でネイマールのクロスからピケをフリーにしてしまい、3失点目を喫する。その後、ゲームはオープンな戦いとなり、両軍共に得意の攻撃力を遺憾なく発揮していく。

63分には疲労の色が見え始めたメッシ、スアレスもお役御免。交代でパコ・アルカセルとデニス・スアレスらを出場させ、レアルもその後に新加入のテオ・エルナンデスやダニ・セバージョス、オスカルといった若手らを次々に投入する。彼ら新鋭にとっては来季に向けた絶好のアピールチャンスとなるが、両チーム共になかなか攻撃の形を作ることができず、その後にスコアが動くことはなかった。

フロリダにて開催された興行的な色の強いクラシコだったが、バルセロナは3-2で辛勝を収め、ひとまずはポジティブな手応えを掴んだにちがいない。そして、この試合でも素晴らしい動きを見せたネイマールの去就も含め、今後のマーケットにおける振る舞いに注目だ。

[スコア]
レアル・マドリード 2-3 バルセロナ

[得点者]
レアル:コバチッチ(14)、アセンシオ(36)
バルサ:メッシ(3)、ラキティッチ(7)、ピケ(50)

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