監督が「リトル・イニエスタ」と呼ぶ才能がトッテナムに 昨季のパス成功率は90・16%

ウィンクスとポチェッティーノ photo/Getty Images

新たなブレイク候補

マウリシオ・ポチェッティーノ率いるトッテナムではデル・アリやエリック・ダイアー、ハリー・ケインなど多くの若手選手がブレイクしてきたが、2016-17シーズンにブレイクの兆しを見せたのが世代別イングランド代表に選ばれているMFハリー・ウィンクスだ。トッテナムには前述したデル・アリを含めムサ・デンベレ、ヴィクター・ワニャマなど優れたMFが揃っているため、ポジションを掴むのは難しい。しかしウィンクスは2016-17シーズンも自身の能力をしっかり見せていた。

英『Daily Mail』もウィンクスを特集しているが、ポチェッティーノはウィンクスのことを「リトル・イニエスタ」と呼んでいるという。ウィンクス本人は「その呼び名は悪くないね。イニエスタは僕が尊敬しているタイプの選手だけど、まだそのレベルには届いていない」と語っているが、ポチェッティーノは中盤で巧みにボールを操る姿からバルセロナで活躍するアンドレス・イニエスタをイメージしているようだ。

同メディアによればウィンクスは2016-17シーズンのプレミアリーグで90・16%のパス成功率を記録しており、これはイニエスタの88・89%を上回る数字だ。もちろんこの数字はプレイタイムによって変わってくるが、21歳のウィンクスに才能があるのは間違いない。
ここからウィンクスがワールドクラスの選手へと成長していけば、トッテナムにとっては非常に大きな戦力となる。新シーズンもウィンクスのパフォーマンスには注目すべきだろう。

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