イングランド上陸はなし?
ドイツ王者バイエルン・ミュンヘンを指揮するカルロ・アンチェロッティ監督が、チリ代表MFアルトゥーロ・ビダルの去就について語っている。
2015年にユヴェントスからバイエルンへと加わったビダルは今夏のマーケットでマンチェスター・ユナイテッドから強い関心を寄せられており、赤い悪魔の指揮官ジョゼ・モウリーニョもチリ人ハードワーカーとのサインに躍起になっていると報じられていた。だが、チェルシーとのプレシーズンマッチを控えたアンチェロッティが会見でビダルの退団を否定。バイエルンサポーターを安心させる言葉を残している。
「ビダルは今後もバイエルンにいるよ。彼はどこにも行ったりしない。ビダルはバイエルン・ミュンヘンのプレイヤーだし、このチームにおける彼への信頼は絶大だよ。もちろんメディアによって様々な憶測の話が報じられているのは承知しているが、ビダルはここに残り続ける。移籍は100%無いね」
前線からの積極果敢なプレスに加え、機を見ては自らも強烈なミドルシュートを放つなど、攻守両面において大きな貢献をもたらしてきたビダル。過去にはレアル・マドリードやインテル、そしてアーセナルといった名門クラブも同選手に関心を示したとされており、相変わらずマーケットでの人気は高い。今やどんな指揮官も欲しがるであろう世界的なセンターハーフとなったビダルだが、どうやら来季も引き続きブンデスリーガを戦うことになりそうだ。