酒井も優勝争いを経験できるかも
フランスのリーグ・アンといえば、近年モナコとパリ・サンジェルマンが頂点を争ってきた。しかし、2017-18シーズンは日本代表DF酒井宏樹も所属するマルセイユが注目クラブの1つとなっている。
マルセイユは2016-17シーズンを5位で終えており、優勝したモナコとは勝ち点差が30以上離れている。しかし、今夏には実力者を次々に獲得している。GKスティーブ・マンダンダ、DFアディル・ラミ、MFルイス・グスタヴォ、FWヴァレール・ジェルマン、さらに今年の冬にはパトリス・エブラとディミトリ・パイェなど経験豊富な即戦力をそろえており、英『Squawka』はマルセイユが2017-18シーズンに大きなサプライズを起こす可能性があると期待をかけている。
さらにマルセイユは前線の補強としてミランのカルロス・バッカやセルティックの神童ムサ・デンベレをターゲットにしており、彼らのようなゴールゲッターを加えることができれば大きい。
同メディアは2017-18シーズンのマルセイユの予想スタメンを紹介しているが、GKはマンダンダ、最終ラインは右サイドバックに酒井、左にエブラ、センターバックはロランドとラミがコンビを組み、ボランチはグスタヴォとモルガン・サンソン、2列目は右に酒井と絶妙な連携を見せるフロリアン・トヴァン、左にパイェ、トップ下にジェルマン、そして最前線には獲得の期待を込めてデンベレをチョイスしている。
積極的な補強を続けるマルセイユは8月に入っても動きを止めないはずで、さらに実力者が加わる可能性もある。酒井がリーグ・アンで優勝争いを経験できれば非常に面白いが、マルセイユは2016-17シーズンに3位に入ったニースのように優勝争いを盛り上げていけるのか。