それは徐々に現実味を帯びつつある。バルセロナでプレイするブラジル代表FWネイマールが、遂にフランスの名門パリ・サンジェルマンへの移籍を果たすことになるかもしれない。
バロンドールの獲得を目指しているからなのか、それとも破格の年俸に魅了されたのかは分からない。だが、ネイマールの父親兼代理人で同選手の決断に絶大な影響力を持つとされるネイマール・サントス・シニアはすでにパリ・サンジェルマンとサインを交わし、個人合意に至った可能性が高いとスペイン『MARCA』が報じた。これがもし真実であれば、完全合意に向けて残されたステップはPSGが天文学的な契約解除金を支払うという作業だけだ。
また、今回のビッグディールが成立した場合、ネイマールの父親が“特別手数料”として約52億円もの大金を手にするとも同メディアは指摘。さらにバルセロナの地元ラジオ局が「ネイマールのPSG行きの可能性は95%」だと算出していることも併せて紹介している。
2014年にルイス・スアレスが加入したことでスタートした“MSN”による無双の快進撃だが、今夏にいよいよ解体となってしまうのだろうか。引き続き今後の展開に注目だ。