2016-2017シーズンのプレミアリーグを11位で終えたウェストハム。同シーズンの国内リーグで全20チーム中11位の総得点数(47得点)に留まった同クラブだが、FWハビエル・エルナンデス(通称チチャリート)の獲得が目前に迫るなど、積極的な補強を展開している。
こうした状況のなか、同クラブが現ストーク所属FWマルコ・アルナウトヴィッチ(オーストリア代表)の獲得に近づいたと、英『BBC SPORT』が伝えている。既にウェストハムがストークに2400万ポンド(約35億円)を支払うことでクラブ間合意に至ったことや、メディカルチェック受診後に正式契約が結ばれる予定であると、同メディアや英『THE Sun』で報じられた。
空中戦における強さと足下の技術を兼ね備えているアルナウトヴィッチ。スピードを活かして相手最終ラインの背後を陥れるエルナンデスとの補完性は良好で、仮に両選手による連係が噛み合えば、ライバルクラブにとって脅威となるだろう。一方でGKジョー・ハートやDFパブロ・サバレタといったプレミアリーグ優勝経験者の獲得に成功するなど、攻守のバランスが整いつつある同クラブだが、新シーズンの台風の目となるだろうか。