パリ・サンジェリマン(PSG)に所属するイタリア代表MFマルコ・ヴェッラッティは20日、自身のInstagramを通じて新代理人にミーノ・ライオラ氏が就任したことを発表した。
現在24歳のヴェッラッティはペスカーラの下部組織出身で、2008年に16歳ながらプロデビューし、2012年夏にPSGへ移籍。加入初年度からチームの主力として公式戦39試合に出場しており、リーグ戦では優勝に貢献した。その後も圧倒的なパスセンスでゲームメイクを行い、PSGにとって欠かせない選手に。チームをリーグ4連覇へ導いていた。そして、昨季は優勝こそ逃したものの、公式戦43試合に出場し、3ゴール8アシストを記録している。
ここ数年、ユヴェントスやバルセロナなど多くのビッグクラブが彼の獲得に興味を示しており、最注目株の一人となっていたが、これまでなかなか移籍が実現することはなかった。『豪腕代理人』として知られ、今夏の移籍市場でもジャンルイジ・ドンナルンマの去就で世間を騒がせたライオラ氏が彼の代理人に就任したことで、再び移籍話が加速するかもしれない。