日本代表DF長友佑都が所属するインテルは11日、フィオレンティーナから元スペイン代表MFボルハ・バレロを獲得したことを発表した。なお、契約期間は3年間で、背番号は「20」に決定したとのこと。移籍情報サイト『transfermarkt』などによると、移籍金は550万ユーロ(約7億円)のようだ。
現在32歳のバレロはレアル・マドリードの下部組織出身で、2006年にトップチームデビューを飾るも、世界屈指の強豪クラブでは思うような出場機会を得られず。トップチームでは公式戦2試合に出場したのみとなっている。その後、マジョルカやWBA、ビジャレアルを経て2012年夏にフィオレンティーナへ移籍。加入初年度から主力として活躍し、同クラブでは5シーズンで通算212試合に出場して17ゴール38アシストを記録していた(この期間ではセリエAで3番目に多いアシスト数)。
そんなバレロをインテルへ放出することをフィオレンティーナ側が10日発表しており、同日にインテル側も同選手のメディカルチェックを行なっていることを公式サイトを通じて報告していた。無事メディカルチェックが通ったことで、正式発表に至った。
はたして、バレロはインテルに輝きを取り戻させることができるのか。まずは、新たに就任したルチアーノ・スパレッティ監督の信頼を勝ち取り、同クラブで定位置を確保したいところだ。