大人が素晴らしい夢を持つことができれば世界はもっと素晴らしくなる」
『目標』と『夢』について語った本田 photo/Getty Images
今夏にACミランを退団し、現在無所属となっている日本代表FW本田圭佑。トルコ行きやアメリカ行きなど、これまで国内外で本田の移籍に関して、色々な報道が日々なされてきた。本人も「多くのクラブが興味をを示してくれている」と以前メディアの前で現状を明かしていたが、未だ新天地は決まっていない。彼は何を目的として、また何を目標として所属先を決めようとしているのか。
9日に自身のTwitterを更新した本田は「僕の中では夢と目標は明らかに違う。ほとんどの人が夢を持てていない」と綴った上で『夢』と『目標』の違いについて語っている。自身の移籍には決して関係ないかもしれないが「目標は今の自分でも頑張れば実現できるターゲット」、「夢は今の自分では頑張っても不可能なターゲット」とコメント。さらに「子供だけでなく大人が新たに素晴らしい夢を持つことができれば世界はもっと素晴らしくなるはず」という自身の見解を明かした。
本田は新天地として『目標』とするチームへ移籍を画策しているのか。はたまた『夢』とするチームへ移籍を狙っているのか。後者の考えを持って、新シーズンが始まるギリギリまで自身にとって最高の新天地を模索しているのかもしれない。はたして、本田は「大人が素晴らしい夢を持てば、もっと素晴らしい世界になる」ということを今夏、また今後の人生で体現することができるのだろうか。