もう優秀な若手の放出はやめて! 狙われるチェルシーの若手DFにサポーター「売却は馬鹿げてる」

今夏も若手が続々と退団

今夏も若手が続々と退団

ボルシアMGで成長したクリステンセン photo/Getty Images

チェルシーには世界が羨むほど才能のある若手選手が集まっているのだが、彼らがトップチームでポジションを掴むケースは限りなく少ない。トップチームでチャンスを与えられる前に放出される可能性が高く、これは以前から問題視されている部分でもある。

そんな中、チェルシーサポーターが恐れているのは今夏レンタル先のボルシアMGから復帰が濃厚とされるDFアンドレアス・クリステンセンの動向だ。同選手は以前から高い評価を受けていたセンターバックで、ボルシアMGでもしっかりと成長している。しかし伊『sky Italia』によると、そのクリステンセンにセリエAのインテルが興味を示している。インテルはチェルシーにクリステンセン獲得が可能か問い合わせたと言われており、今後何かが起きても不思議はない。

これにサポーターは再びチェルシーから才能ある若手が流出するのではないかと恐れている。サポーターからは「もしコンテがクリステンセンを再び国外に出すことに同意するなら、チェルシーのユースの選手たちへの忠誠心を疑うね」、「クラブが彼を出すなら、それは馬鹿げた行為だ」、「最低でも4000万ポンドからクリステンセン売却を考える。そしてファン・ダイク獲得だ」、といった声が挙がっており、ボルシアMGで成長した若手実力派DFを簡単に売却することには反対している。
実際今夏もチェルシーは復帰させたDFネイサン・アケを再びボーンマスに完全移籍させ、FWドミニク・ソランケもあっさりライバルのリヴァプールへ渡している。彼らには満足な出場機会が与えられていないため、こうしたクラブの判断に疑問を抱いているサポーターも多いだろう。最終ラインではローマからアントニオ・リュディガーを獲得する可能性が噂されており、ガリー・ケイヒル、ダビド・ルイス、セサル・アスピリクエタら主力組のことを考えるとクリステンセンがスタメンを確保するのは容易ではない。サポーターはクリステンセンを信頼しているようだが、チェルシーはまたあっさり若手を斬るのか。

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