モウリーニョはもう世界トップ5の指揮官ではない!? 「クロップが上。2億ポンド使って6位だった」

今季は3冠に導いたが……

今季は3冠に導いたが……

モウリーニョとクロップ photo/Getty Images

現在世界で最も優秀な指揮官は誰だろうか。近年はマウリシオ・ポチェッティーノやジネディーヌ・ジダンなど青年指揮官も結果を出しており、指揮官の序列も変わりつつあるのかもしれない。

今回解説を務めるスティーブ・ニコル氏は、自身が思う世界トップレベルの指揮官5名を挙げている。その顔ぶれはマンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ、バイエルンのカルロ・アンチェロッティ、リヴァプールのユルゲン・クロップ、チェルシーのアントニオ・コンテ、そしてレアルのジダンだ。全員今季も結果を残した指揮官だが、こうした企画で常に上位に入っていたマンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョが漏れている。なぜ同氏はモウリーニョを外したのか、米『ESPN』に対し次のように述べている。

「モウリーニョよりクロップが上に入っている理由は、モウリーニョが昨夏2億ポンド以上も使いながら6位だったからだ。クロップのチームはタレント力で劣ったが、リヴァプールはトップ4に入った。ずいぶん前にモウリーニョがレアル・マドリードに向かった時、彼に疑問は無かった。しかし、彼はチームを守備的なものに変えた。その後のチェルシーではリーグタイトルを獲得したが、次のシーズンは幻滅するものだった。そして今季はマンUで6位だ」
モウリーニョが世界トップレベルの指揮官なのは間違いないが、近年はやや評価を落としている。今季はマンUを3冠に導いたのだが、今となっては世界トップ5に入ることは難しいのかもしれない。

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