また柴崎岳が魅せた! コーナーキックから絶妙アシストでチームを再び勝利に導く

昇格にまた1歩近づく

昇格にまた1歩近づく

テネリフェの柴崎 photo/Getty Images

柴崎岳の所属するテネリフェは、1部昇格をかけて21日にプレーオフ決勝1stレグ・ヘタフェ戦に臨んだ。準決勝のカディス戦でゴールも決めてチームを決勝に導いた柴崎はこの日も当たり前のように先発出場しており、その存在感はどんどん大きくなっている。

今回のヘタフェとの1stレグはテネリフェのホームで行われたため、テネリフェとしてはホームで確実に勝利を収めておきたいところ。序盤から積極的に仕掛け、その姿勢が22分に得点へと繋がる。

テネリフェがコーナーキックを獲得すると、これを担当するのは柴崎。綺麗にカーブのかかったボールはホルヘ・サエンスの頭にドンピシャで合い、柴崎のアシストからサエンスのヘディングシュートでテネリフェが幸先よく先制する。その後もフリーキックなどは柴崎が担当しており、キック精度はチーム内でも高く評価されている。
一方のヘタフェは後半に入ってもなかなかチャンスを作れず、1-0のまま時間が過ぎていく。先制したテネリフェはアマト、スソ、ロサーノなどスピードのある選手を軸にカウンターを仕掛け、そこにチャンスメイカーの柴崎が絡んでいく展開が増える。

柴崎は83分にアーロンとの交代でベンチに下がったが、サポーターからは柴崎を称賛する声と拍手が送られた。準決勝のカディス戦でも唯一の得点を決めたのは柴崎だったが、この試合でも柴崎は唯一の得点にアシストで絡んでいる。テネリフェは昇格に1歩近づいたが、2ndレグでも柴崎の出来が流れを左右することになるだろう。



[スコア]

テネリフェ 1-0 ヘタフェ

[得点者]

テネリフェ:ホルヘ・サエンス(22)

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