“カイザー・長谷部”がいないとダメ! 独紙が日本の主将を大絶賛「彼がいないと3バックの意味ない」

リベロとして機能

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フランクフルトの長谷部 photo/Getty Images

シーズン終盤は苦しい戦いとなってしまったが、ニコ・コバチ率いるフランクフルトは今季ブンデスリーガで印象的な戦いを見せてくれた。中でも特徴的だったのは、日本代表MF長谷部誠を3バックの中央に据えるシステムだ。シーズン途中から採用したこのシステムは見事にフィットし、一時はヨーロッパリーグ出場権を狙える位置にまで順位を上げることができた。

地元紙『Frankfurter Neue Presse』も長谷部のことを絶賛しており、「コバチは長谷部の正しいポジションを発見した。長谷部は基本的にヘスス・バジェホ、ダビド・アブラハムとともに3バックの中央でプレイし、これがフィットした。彼はフランツ・ベッケンバウアーのようなリベロとして動いた」と伝えている。

長谷部の本職は中盤だが、その統率力と冷静な状況判断はリベロの役割に合っていた。センターバックを任せるにはサイズに不安もあったはずだが、コバチのコンバートは見事だったと言える。

その効果は守備面だけでなく、ビルドアップでも効果があった。もともとボランチを務める長谷部は最終ラインに下がったことでプレッシャーを回避しやすくなり、そこからシンプルにボールを散らすことが可能となった。同メディアは「長谷部はフリーマンだった。彼にプレッシャーがかからないようになっていたので、彼は3バックの中央から攻撃の第1歩となるパスを出せた」と分析している。

ただ残念だったのは、長谷部が3月のバイエルン戦で膝を痛めてシーズンを終えてしまったことだ。その頃よりチームの勢いには陰りがあったが、同メディアは「長谷部がいなければリベロを含む3バックは意味をなさなかった」と伝えており、守備を統率する男の離脱を嘆いている。

その長谷部は復帰へ向けて着々と準備を進めており、すでにボールを使ったトレーニングを再開するところまできている。同メディアも来季再びリベロ・長谷部が見られることを期待しており、これまでと変わらずフランクフルトにとって重要な存在となりそうだ。

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