今季のバルセロナはリーグタイトルをレアル・マドリードに譲り、チャンピオンズリーグでも準々決勝でユヴェントスに180分間無得点に抑え込まれて完敗するなど、納得のいかないシーズンを過ごした。ライバルのレアルがリーグ戦とチャンピオンズリーグのダブルを達成したことを考えると、今年もバロンドールにふさわしいのはロナウドだろう。
しかし、バルセロナDFリュカ・ディーニュはチームメイトのリオネル・メッシこそバロンドールにふさわしいと主張する。『Omnisport』によると、ディーニュはメッシの才能には誰も敵わないと語り、ビッグタイトルを獲得できずともバロンドールにふさわしいと考えているようだ。
「もちろん僕はメッシがバロンドールを獲得すべきだと信じている。なぜなら彼は圧倒的な差で世界のベストプレイヤーだからね。選手として彼の純粋な才能に近い者は誰もいない。昨年と同じように彼のスタッツは素晴らしかった。彼は僕にとってもベストプレイヤーだったし、リーガは彼の物だ」
メッシはチームタイトルこそコパ・デル・レイのみに留まったが、リーグ戦では得点王に輝いている。個人の部分で劣ったところはなく、相変わらずの活躍ぶりだったと言える。ディーニュはどのビッグプレイヤーもメッシのスキルには届かないとも語っており、今も能力的には世界最高の選手の1人と信じているようだ。