またしても届かなかった欧州制覇 UCL決勝を振り返るバルザーリ「2年前より自信があったんだ……」

ユヴェントスは『正しい冷静さ』を欠いていた

ユヴェントスは『正しい冷静さ』を欠いていた

UCL決勝を振り返ったバルザーリ photo/Getty Images

ユヴェントスに所属するイタリア代表DFアンドレア・バルザーリが、またしても辛酸を嘗めさせられた今季のチャンピオンズリーグ(UCL)決勝を振り返った。

2年前のUCL決勝で敗れたバルセロナにベスト8でリベンジを果たすなど、グループステージから危なげない試合運びで、順調に決勝までコマを進めたユヴェントス。無敗に加え、準決勝までに相手に許したゴールはわずかに「3」と、今季こそイタリアの絶対王者が悲願の欧州制覇を成し遂げるかと思われた。だが、立ちはだかったのが再びスペイン勢だ。レアル・マドリードが王者の意地を見せ、ここまで3失点しかしていないユヴェントスを相手に4発快勝。最終スコアを4-1とし、ユヴェントスの夢を打ち砕いて大会史上初の連覇を成し遂げた。

そして、大会を終えてから数日が経ち、伊『PREMIUM SPORT』のインタビューに応じたバルザーリは「外部の人たちは楽観視していたと思う。僕たちの中でも、2年前より自信があったんだ。結果は同じようなものだったかもしれないけどね」とコメント。UCL決勝で再び敗れた悔しさをにじませた。さらに「このような試合に必要な『正しい冷静さ』が僕たちには少し欠けていたのかもしれないね」と敗因を明かしている。
はたして、ユヴェントスは近い将来、ビッグイヤーを掲げることができるのか。主将のジャンルイジ・ブッフォンが2017-18シーズン終了後の現役引退を示唆したため、ユヴェントスメンバーにとって来季はより一層気合が入る年になるかもしれない。

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