ローマの“神”になりたい!? セリエA得点王が来季はさらなる高みを目指す 

来季はローマをスクデット獲得へ導けるか

来季はローマをスクデット獲得へ導けるか

セリエA得点王に輝いたジェコ photo/Getty Images

2016-17シーズンのセリエA得点王に輝き、見事復活を遂げたローマのボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコだが、来季はさらなる高みを目指しているようだ。

昨季の不調(39試合で10ゴール6アシスト)から一転して、今季は公式戦51試合に出場し、39ゴール15アシストという圧倒的なパフォーマンスを披露したジェコ。自身のキャリアハイを叩き出した彼が伊『PREMIUM SPORT』のインタビューに応じ、次のように語っている。

まず、ジェコは思うようなプレイができなかった昨季を振り返った。
「ローマでの最初のシーズン、すべての批判に耳を傾けることは容易ではなかった。でも、それぐらい僕のプレイもひどかったと思う。だから、みんなの言うことも理解できた。ほとんどの人は、僕が1年でチームを去ると考えたんじゃないかな」

ただ、このままでは終われないと考えていたようで、次のようの想いも明かしている。

「偉大なことを成し遂げるためにここへきた。僕は悪いシーズンを送ったからといって、次のシーズンにチームを出て行くような男ではない。僕がやれることをどうしても証明したかったんだ。だから、スパレッティ監督から多くのことを学んだよ」

そして、新シーズンへの抱負も述べた。

「今季もあと2つの試合に勝てていれば、スクデットを獲得することができていた。マンチェスターにいたころ、(当時同僚だった)ヨヴェティッチが『セリエAでは得点を取ることが困難。だから、もしゴールを量産することができれば、神のように扱われる』と教えてくれたんだ。ローマファンはクラブとともに生きている。彼らも言うんだ。『もしローマが優勝できたら、お前は神だ』ってね。それを成し遂げたときに、何が起こるか見てみたいし、本当に興味があるんだ。僕の現在の夢は、ローマでスクデットを獲得することだよ」

ジェコは来季、自らのゴールでローマを2000-01ジースン以来のスクデット獲得へ導くことができるのだろうか。

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