韓国メディア、糾弾! 済州乱闘騒ぎの原因は“明らかな誤審”「VARさえあれば騒動は無かった」

細かな分析でたどり着いた結論とは

細かな分析でたどり着いた結論とは

後味の悪い幕切れとなった浦和vs済州 photo/Getty Images

テクノロジーさえ介在していれば、あのような騒動は起こらなかった。韓国スポーツメディアが先月のACLにおける“乱闘”をそのように振り返っている。

先月31日に韓国の済州ユナイテッドと浦和レッズの間で勃発した試合後の乱闘騒動を受け、アジアサッカー連盟(AFC)は興梠慎三へのタックルで退場となったDFチョ・ヨンヒョンへ罰金を含む6ヶ月の出場停止処分を科すと発表。その他、ベンチから飛び出し阿部勇樹へジャンピングエルボーを見舞ったペク・ドンギュや、槙野智章を追い回したクォン・ハンジンにもそれぞれ処分を下しているものの、韓国『sportsworldi.com』はとりわけチョ・ヨンヒョンへの処罰に納得がいかないようだ。

同メディアは、「あの誤審は誰のせいだ……」と銘打ち、チョ・ヨンヒョンの退場自体がそもそも存在しないはずのものであり、正当なジャッジさえ下されていれば、最も長いペナルティーを受ける一因となった主審への突き飛ばしも起こり得なかったと主張。タックルシーンの写真を引用する詳細な分析と共に、“6ヶ月の重罰”を嘆いている。

「最も納得がいかないのはチョ・ヨンヒョンへの出場停止だ。興梠へのタックルによる退場がそもそもの発端だが、このシーンをスローモーションでよく確認すると審判の誤審であることが完全に確認できる。チョ・ヨンヒョンの足裏はしっかりと地面を向いており、興梠の足とは全く接触していない。明らかに誤審だ。しかし、チョ・ヨンヒョンは退場となる際に審判と物理的な接触をしてしまい、それが重罰の理由となっている。AFC規律委員会もその点を強調した。だが、そもそも審判によるミスジャッジが無ければ、存在すらしないシーンである」

同メディアが求めたのは、真実を映し出す最先端のテクノロジーだ。

「もしもこの一戦でVAR(ビデオ判定システム)が導入されていれば、チョ・ヨンヒョン退場や選手と審判の物理的な接触といった一連の騒動は起こり得なかった。(エルボーを見舞った)ペク・ドンギュについても同様だ。彼の暴力には反省の余地があるものの、3ヶ月という出場停止には納得できない」

済州側には、ボトルを投げられたり、浦和選手の過度なパフォーマンスによる挑発の存在を主張する者もいる。しかし、今となってはピッチ上における無数の小競り合いを完璧に解析することが困難となっており、両者の訴えは今後も平行線を辿る事となりそうだ。

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