“相棒”は誰よりもエースのことを分かってる ベンゼマ「C・ロナウドは自己中ではない」 

レアルでは脇役に

レアルでは脇役に

ロナウドとベンゼマ photo/Getty Images

レアル・マドリードでプレイするFWカリム・ベンゼマはワールドクラスの選手だが、チームでは脇役に徹している。前線の相棒にクリスティアーノ・ロナウドがいるからだ。

最近のベンゼマは得点数が少ないと批判を受けることもあるが、ベンゼマはロナウドの長所を最大限引き出してくれている。FWならば誰もがゴールを求めるだろうが、ベンゼマは誰よりゴールを欲しがるロナウドにチャンスを譲る精神を持っている。それこそスタメンから外せない理由だ。

時にロナウドは自分勝手すぎると批判されることもあるが、ベンゼマはロナウドが決して自己中心的な選手ではないとフォローしている。スペイン『as』によると、ベンゼマはロナウドについて「彼は凄い人間だよ。僕たちはピッチ上で互いに分かり合っている。彼はピッチ上で自己中心的ではないよ。ただ、ボールを持つと常にゴールを目指したがるんだ。そして不意に僕にチャンスを与えることもある」とコメントしており、ロナウドの性格を相棒としてよく理解しているようだ。
今季は途中出場から結果を出し続けるアルバロ・モラタにスタメンの座を譲るべきではないかといった意見も出たが、ベンゼマでなければダメな理由がレアルにはある。ロナウドが得点を量産できるのも、何でもこなせて譲り合いの精神も持っているベンゼマがいるからこそなのだろう。

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