アーセナルの大型FWはベンチに不満「ヴェンゲルは戦力としてカウントしてくれているけど……」

状況変わらなければ退団も

今季のアーセナルではウイングを担当することが多かったアレクシス・サンチェスをセンターフォワードに配置する形が目立った。これによってベンチスタートが増えてしまったのがオリヴィエ・ジルーだ。ジルーは得点が欲しい終盤に投入される機会も多く、そのたびに結果は出していた。しかし、この扱いには満足できないでいるようだ。

英『Daily Mail』はジルーがもっとプレイさせるか、他クラブに売却するのかのどちらかだとクラブに警告していると伝えており、ジルーは現状に納得していない。サンチェスが今夏に移籍する可能性はあるが、そうなった場合には新たな実力者FWの獲得に動くはず。仮にワールドクラスの選手が獲得できる場合は、来季もジルーはベンチスタートが増えてしまうだろう。

同メディアによると、ジルーは現状について「ヴェンゲルは僕のことを戦力としてカウントしてくれているんだろうけど、出場機会は多くない。プレイタイムが限られていることには満足できない」とコメントしており、今季の扱われ方に不満を抱いているのは間違いない。
ジルーには母国フランスのマルセイユが興味を示しているとの話題もあり、プレイタイムが増えるとの確証がない限り今夏にクラブを離れることになるかもしれない。ジルーはアーセナルにとって貴重な得点源だが、来季アーセナルはどのようなスタイルで戦うのか、指揮官のアーセン・ヴェンゲルがしっかりとジルーに対応する必要があるだろう。

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