イングランドの名門アーセナルに所属するスペイン代表DFエクトル・ベジェリンが、バルセロナ移籍の噂について言及している。
かつてはバルサユースに在籍し、2013年よりアーセナルとプロ契約を結んでいたベジェリン。近年飛躍的な成長を果たした快速右サイドバックとして高く評価される同選手には、かねてより古巣バルセロナが獲得に熱心だと伝えられており、今夏の去就に多くの注目が集まる。
スペイン『Mundo Deportivo』のインタビューで古巣からの関心について聞かれたベジェリンは、自身の“本音”を隠そうとはしなかった。
「どんなことだって起こりうるさ。僕は16歳という若さでアーセナルからチャンスをもらえて、とてもラッキーだった。その後は順調にここまでやってこれたし、今ではバルセロナからの関心がニュースになっている。とても幸せな気分だ。もちろん去就は僕1人で決められることじゃないけどね」
やはりアーセナルが来季のチャンピオンズリーグへのチケットを逃したことも懸念材料となっているようだ。
「チャンピオンズリーグという舞台を経験した人間なら誰でももう一度そこへ戻りたいと願うはずだ。トップレベルでやりたいからね。CLで戦うことができないなんて大きな失望だし、ネガティブなことだ。決して理想的な状況とは言えない上に、僕のプランを左右することになるよ。当然だ」