ヴェンゲル、やっぱり今夏も大金投じない!? 「お金を投じても成功は保証されてない」

安いお金でも優秀な選手は獲得できる

今季トップ4から漏れてしまったアーセナルには、今夏お金をかけた積極的な補強をおこなうことが望まれている。それはモナコでブレイクしたFWキリアム・ムバッペのような選手を指すのだろう。しかし、指揮官アーセン・ヴェンゲルは大金をかけたから成功するわけではないとのスタンスを貫いている。

英『BeIn Sport』によると、ヴェンゲルは安価で獲得した選手でも大成功を収めるケースもあると主張しており、お金をかけたからビッグな獲得なるとは考えていないようだ。

「多くのお金を投じても成功が保証されていないことを忘れるべきではない。ビッグな獲得とは何かを理解しないといけないよ。ホールディングはビッグな獲得だった。4000万ポンドで選手を獲得した時、人々はみんな最初ポジティブなジャッジを下すだろう。一方で、200万ポンドだとそうはならない。つまり、ビッグな獲得とは必ずしも大金を投じたことと関係しているわけではないんだ」
ここでの200万ポンドとは、ホールディングのことだ。ホールディングは3バックに変わってから印象的なパフォーマンスを見せており、将来性を考えても重要な存在だ。近年は移籍市場で異常な額のお金が動いており、優秀な選手を獲得するにはかなりの金額を支払わなければならない。しかし、ヴェンゲルはこれまでも異常な金額を支払うやり方を嫌っていた。

来季アーセナルがリーグタイトルを狙うにはワールドクラスの選手を数名は加える必要があるのだろうが、今夏それが実現する可能性は高くないのかもしれない。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ