A・マドリードへの移籍が有力視されていたが......
今季のリーグアンで28得点を記録 photo/Getty Images
マンチェスター・ユナイテッドへの移籍の噂が絶えないアントワーヌ・グリーズマンの後釜候補を物色していたアトレティコ・マドリード。アレクサンドル・ラカゼット(現リヨン)の獲得が秒読み段階であると複数のメディアで報じられていたが、FIFA(国際サッカー連盟)より科されていた今夏の補強禁止処分が確定するなど、困難な状況を迎えている。
こうした状況のなか、マンチェスター・ユナイテッドがラカゼットの獲得に乗り出したと、英『Daily Mirror』が伝えている。同紙によると、前述の事情によりアトレティコ・マドリードが絶対的エースのグリーズマンの売却に応じる可能性が低くなったことを受け、マンチェスター・ユナイテッド側が方針転換。ラカゼットの獲得にむけて移籍金5000万ポンド(約71億円)を捻出する構えを見せていると報じられている。
グリーズマンをはじめとする主力選手の流出を阻止し、前述の処分による悪影響を最小限に抑えたいアトレティコ・マドリードだが、目論み通りに事を運ぶことができるだろうか。