浅野も稲本のようになる!? “ヴェンゲル体制ワースト11企画“で「デジャヴのようなもの見せられた」

アーセナルに呼び戻される日はくるか

アーセナルを21年間率いてきたアーセン・ヴェンゲルは、これまで数多くの選手を指導してきた。ティエリ・アンリやパトリック・ヴィエラなど大成功と呼べる補強もあったが、逆に大失敗だったものもある。

そこで『90min』は「ヴェンゲル体制で獲得されたワーストイレブン」を作成。期待されながら結果を出せなかった選手たちを特集している。ただ、こうした企画は過去にもあった。今回はGKにマヌエル・アルムニア、最終ラインにアンドレ・サントス、イヴァン・スキラッチ、イゴール・ステパノフ、ネルソン・ヴィヴァスなど見慣れた名前が並び、中盤ではアマウリ・ビショフ、アルベルト・メンデス、前線ではパク・チュヨン、マルアン・シャマフ、フランシス・ジェーファーズが選出されている。

そしてもう1人、MFでは元日本代表の稲本潤一も選ばれている。稲本はアーセナルで全く出場機会を掴むことができず、フラムにレンタル移籍した経緯がある。同メディアもアーセナルで好印象を残すことができなかったと伝えており、目立つところはなかったと言える。
稲本もこうした企画では常に選ばれる傾向にあるのだが、気になるのは昨夏アーセナルに引き抜かれた日本代表FW浅野拓磨も同じようなことになっていることだ。同メディアは「アーセナルのサポーターは昨夏浅野を獲得したことでデジャヴのようなものを見せられた。このストライカーは以前の稲本と同様にシュツットガルトに出されている」と伝えており、このままアーセナルに戻ってこれなければ浅野も稲本と同じように失敗組にカウントされることになるだろう。

特にアジアの選手がアーセナルに引き抜かれるケースは珍しいため、成果を発揮できなかった時に悪い意味で目立ってしまう。怪我で苦しんでいる宮市亮なども同じだ。浅野にはブンデスリーガで結果を出してアーセナルで成功を収める初めての日本人選手になってほしいところだが、良い買い物だったと言われる日はくるか。

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