「ヴェンゲルはキャリアを最高の形で終えるチャンスを逃した」 カスカリーノ氏は続投に失望

FAカップ獲得で終えるべきだったか

先日、アーセナルが指揮官アーセン・ヴェンゲルと新たに2年間の契約を結んだことを発表した。今季はサポーターからも解任を求める声が挙がっていたのだが、結局はヴェンゲル体制を継続することで決着がついた。

この結果には様々な意見があるだろうが、かつてチェルシーやマルセイユでプレイしたトニー・カスカリーノ氏も不満を抱いている。英『The Times』によると、同氏は今季がヴェンゲルにとって最も退きやすいタイミングだったと考えているようで、残る決断を下したヴェンゲルに失望したことを明かしている。

「ヴェンゲルには失望したよ。私はアーセナルが彼に新たなオファーを提示したことは批判しないが、残ることを選んだヴェンゲルは批判するよ。ヴェンゲルには出て行ってほしかった。これは彼のことが嫌うというわけじゃない。むしろ逆だ。ただ、続投の考えは馬鹿げたものだ。今季の最後にはFAカップを獲ったし、ヴェンゲルはアーセナルでのキャリアをパーフェクトな形で終える最高のチャンスを逃したんだ」
今季はトップ4入りを逃すなど、退くきっかけのようなものはいくつかあった。そんな苦しい中で最後にFAカップを獲得したことはポジティブな要素だったが、ヴェンゲルはこのタイトルを最後に退任すべきだったか。

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