ACミランは26日、ジェンナーロ・ガットゥーゾ氏と正式に契約を結び、下部組織の最上位に位置するプリマヴェーラの指揮官に就任したことを発表した。契約期間は、新シーズンからの2年間となる。
現在39歳のガットゥーゾ氏は、現役時代にミランで13年ものあいだ活躍。クラブの黄金期を支え、世界一や2度の欧州制覇に加え、スクデット獲得やコッパ・イタリア優勝にも貢献している。引退後はパレルモやピサの指揮官を務めており、2012年夏に同クラブを退団して以来、5年ぶりの復帰が決まった。
そんなガットゥーゾ氏は、クラブの公式サイトを通じて「この与えてくれた機会に非常に満足しているよ。5年ぶりに我が家へ戻ってきた。変わることのない決意とプロ意識を持って、この新たな冒険に臨むつもりだ。子供たちへ、この赤と黒のシャツを着る価値を伝えていきたい」とコメントしている。
闘志あふれるプレイで、闘犬という愛称で親しまれたガットゥーゾ氏。愛のある厳しさで将来ミランのトップチームで活躍する逸材を育て上げることができるのか。