今季も欧州カップ戦への出場権を逃す苦しいシーズンを過ごしたインテルは、今夏にチームの顔触れが大きく変わると見られている。これは以前から言われていたことだが、今回伊『TuttoSport』は残留が確実な選手はたったの2人しかいないと報じている。
その2人とはFWマウロ・イカルディとMFロベルト・ガリアルディーニだ。イカルディは今季も得点王争いに絡むなど得点を重ねており、今のインテルでは絶対欠かせない選手だ。今冬に加入したガリアルディーニも高い評価を受けており、23歳と若いことも大きな魅力だ。すでにイタリア代表でもプレイしており、イタリアサッカー界の今後を担う存在としても期待できる。
一方で、他の選手は全員将来が不透明となっている。GKサミル・ハンダノビッチも確実ではなく、最終ラインではジェイソン・ムリージョ、ダヴィデ・サントン、さらに同メディアは日本代表DF長友佑都も確実に今夏チームを離れると予想している。ジョアン・ミランダ、マルコ・アンドレオッリも不透明で、脆いと指摘されてきた最終ラインは大きく変わることになりそうだ。
中盤ではジョフリー・コンドグビア、ジョナタン・ビアビアニー、マルセロ・ブロゾビッチ、エベル・バネガは確実に移籍すると予想されており、ガブリエル・バルボサもローンでの移籍が濃厚。前線ではエデルが出場機会を増やせるクラブへの移籍を検討しているようで、こちらも不透明だ。
同メディアはイカルディとガリアルディーニを除けば全員が放出候補と伝えているが、来季インテルに残れる選手はどれほどいるだろうか。もちろんイカルディとガリアルディーニしか残らないなどということはないが、スタメンの大半が新顔で構成されているなんてこともあり得るかもしれない。