酒井宏樹はもはや”世界レベルのSB”!? マルセイユ指揮官も絶賛「成長した。彼を抱えているのは喜び」 

マルセイユで評価を確立

マルセイユで評価を確立

マルセイユの酒井 photo/Getty Images

フランスの名門マルセイユにとって、昨夏に日本代表DF酒井宏樹を獲得したことは非常に大きかった。当初はリーグ・アンでのプレイ経験がない日本人DFに不安もあったが、酒井はシーズンを通して安定したプレイを披露。同じ右サイドを主戦場とするMFフロリアン・トヴァンも、「酒井は僕の兵士だ。彼とプレイできることは喜びだね」と語っており、酒井は1シーズンで確かな評価を確立した。

その酒井を指揮官のリュディ・ガルシアも称賛している。仏『Le10Sport』などによると、ガルシアは酒井について「大きく成長した。守備もよく、カウンターでも能力を発揮する」とコメントし、攻守両面での貢献を称賛している。

また、今後の成長については「彼のような選手を抱えていることは喜びだ。我々は彼がアシストをマークし、最後の20mの部分でより創造的になれるようにやっていかないとね」とより決定的な働きができる選手に育成していく考えを示している。
酒井はシャルケの内田篤人が怪我などの影響で出場機会を無くしていることもあり、日本代表でも不動の右サイドバックとなりつつある。まだ時折パスミス、クロスの精度の部分で課題を残すところはあるが、サイズを活かした1対1の強さは十分に世界で通用するものがある。

今季はサウサンプトンで活躍するDF吉田麻也の安定感にも注目が集まったが、マルセイユで右サイドバックのポジションを守った酒井も大きく成長した。来年に控えるロシアワールドカップへ向けて、このままフランスの名門でさらに磨きをかけていってほしいところだ。

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