ケルンに所属する日本代表FW大迫勇也が最終節に見せてくれた。
大迫は20日に行われたマインツ戦に先発出場すると、まずは43分にヘディングでヨナス・ヘクターのゴールをアシスト。これはボールを受けてからのヘクターも巧みだったが、大迫は先制点にしっかり絡んでいる。
さらに試合終盤には味方のスルーパスに抜け出すとファーストタッチできれいにコントロールしてGKとの1対1へ。相手DFも距離を詰めてきていたが、最後は左足で冷静にフィニッシュ。ベンチからもチームメイトが飛び出してくるなど最高の雰囲気だった。
ブンデスリーガ公式サイトも大迫の活躍を称賛しており、今節のMVP候補の1人に選んでいる。残念ながらMVPは2ゴールの活躍を見せてシーズン得点王に輝いたドルトムントFWピエール・エメリク・オバメヤンが選ばれそうだが、大迫の活躍も見事だった。
同サイトは大迫が1G1Aを決めるのは今季3度目で、今季はブンデスリーガでのキャリアハイとなる7得点8アシストを記録したと紹介。さらにケルンは来季ヨーロッパリーグに参戦することになり、大迫にとって初めての経験になることも伝えている。
大迫が欧州の舞台でどこまで戦えるかも楽しみなポイントで、来季はワールドカップと加えてさらに良いシーズンにしてほしいところだ。