今季のプレミアは”若手組”が躍動! デル・アリ以外にもG・ジェズス、ホールディングらが活躍

英メディアが5選手ピックアップ

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マンCで活躍するG・ジェズス photo/Getty Images

今季はトッテナムMFデル・アリとマンチェスター・ユナイテッドFWマーカス・ラッシュフォードの若手コンビの活躍が目立ち、デル・アリは昨季に続いてPFA年間最優秀若手選手賞に輝いている。今後はイングランドサッカー界を背負っていく存在になることが期待されている。

しかし、今季インパクトを残した若手は彼らだけではない。英『sky SPORTS』は今季のプレミアリーグで活躍した若手選手を5名紹介している。彼らも今後のキャリアが楽しみな選手たちだ。

まず1人目はマンチェスター・シティFWガブリエル・ジェズスだ。これはもう説明不要だが、ジェズスはチームに合流して早々に指揮官ジョゼップ・グアルディオラの信頼を獲得。セルヒオ・アグエロをベンチに追いやったこともあり、得点力、守備時のハードワークなどグアルディオラが理想とするタイプのFWだ。今季は大怪我を負って長期離脱してしまったのが残念だったが、来季フルシーズンを戦えれば二桁得点も夢ではないだろう。上手くいけば得点王争いにも絡めるかもしれない。
2人目は若手を積極採用しているエヴァートンより、MFトム・デイビスだ。デイビスはまだ18歳と若い選手だが、運動量に加えてテクニックもある。特に今季は4-0で勝利したマンチェスター・シティ戦でのパフォーマンスが印象的で、デイビスは得点を決めるなど大暴れだった。クラブもデイビスと2022年まで契約を延長しており、同メディアはエヴァートンの中盤をリードする存在になることを期待している。また、イングランド代表に呼ばれる日も近いと伝えており、今季は強烈なインパクトを与えるシーズンとなった。

3人目はサンダーランドGKジョーダン・ピックフォードだ。所属するサンダーランドは残念ながら降格が決定してしまったが、ピックフォードは非常に高く評価されている。まだ23歳とGKにしては若く、マンチェスター・シティやリヴァプールが関心を示していると伝えられている。現在サンダーランドでは市場で最も人気の高い選手と言うことができ、いずれはビッグクラブでプレイする日がくるはずだ。

4人目はレスター・シティMFウィルフリード・エンディディだ。エンディディはそのプレイスタイルから昨夏退団したエンゴロ・カンテの後継者とも言われ、今季途中からは中盤で影響力を発揮。さらに時折ビューティフルゴールを決める攻撃性も持ち合わせており、エンディディの存在こそレスターを立て直すことができた理由だ。

最後の5人目はアーセナルDFロブ・ホールディングだ。21歳のホールディングが本格的にブレイクし始めたのは後半戦に入ってからだ。指揮官アーセン・ヴェンゲルが3バックを導入してからは出場機会が増え、サポーターからはあの元イタリア代表DFファビオ・カンナバーロのようなプレイをしていると冗談交じりに称えられている。来季のシステムによってはまたベンチに戻ることになるかもしれないが、ひとまず今季は大きく成長した充実のシーズンを過ごしたと言えるはずだ。

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