ドルトムント、低迷と栄光を知るGKヴァイデンフェラーと契約延長 引退後のポストも約束か

ビュルキや若手GKの成長をサポートしたい

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契約を延長したヴァイデンフェラー photo/Getty Images

日本代表MF香川真司が所属するドルトムントは9日、元ドイツ代表GKロマン・ヴァイデンフェラーとの契約を1年間延長したことを発表した。新たな契約期間は2018年6月30日までとなっている。

現在36歳のヴァイデンフェラーは2002年にドルトムントへ加入。同クラブで約15年間プレイし、2000年代中頃から後半の苦しい時期と2010年以降の栄光を知る唯一の選手となっている。スイス代表GKロマン・ビュルキが2015年に加入して以降、出場機会は減少しているが、カップ戦などを含めて今季公式戦11試合に出場している。

そんなヴァイデンフェラーはクラブの公式サイトを通じて「しっかりと考えた末に、クラブと1年間契約を延長することを決めたよ。今後もビュルキの成長をサポートしていきたいし、若いGKの育成にも貢献していきたい。そして、2017−18までドルトムントと感動的な瞬間をともにしていきたいね」とコメント。スポーツ・ディレクターを務めるミヒャエル・ツォルク氏は「ロマンは10年以上もドルトムントファミリーの一員であり続けてきた。引退後も別の形でクラブに関わってくれるよう全力を尽くしていきたい」と引退後のポストについても触れた。
ドルトムントの酸いも甘いも知るヴァイデンフェラー。彼の存在は、若手選手にとって刺激となるのは間違い無いだろう。ゴールマウスを守るだけでなく、精神的支柱として来季もチームに貢献していく。

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