出場停止処分撤回はメッシだから!? チリ代表MFはFIFAの決定に「ルールは全員に同じであるよう」

メッシの4試合出場停止処分はなし

メッシの4試合出場停止処分はなし

チリ代表のビダル photo/Getty Images

5日、FIFAはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシに与えた4試合の出場停止処分と1万スイスフランの罰金処分を撤回することを発表した。メッシは3月23日に行われたチリ代表戦で審判に暴言を吐いたとし、これらの問題行為が処分の対象となっていた。しかし、FIFA側は証拠が不十分との理由で処分を取り消すこととなり、南米予選で苦戦するアルゼンチン代表にとってはありがたいニュースとなった。

ただし、これを同じ南米予選を戦う国々はどう思うだろうか。メッシはサッカー界を代表するスーパースターであり、メッシだから処分が撤回されたのではと疑問に思う者が出ても不思議はない。『FourFourTwo』によると、バイエルンでプレイするチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルは今回の処分撤回について「全てのルールが全員にとって同じであることを願う」とコメントしており、疑問を抱いている部分もあるようだ。

さらにビダルは「難しい問題だ。これはアルゼンチン代表、メッシ、そしてサッカー界にとっては良いことだ。いつも代表でメッシのプレイが見られるのはナイスなことだ。彼はいつだって全てを捧げているし、彼にとっても良いことだ。だけど、全てのルールが全員に同じであることを願うよ」と付け加えている。
メッシがプレイするかしないかでサッカー界は大きく動く。今回のFIFAの処分撤回も批判が相次いだためではないかとの見方もあり、ワールドカップ出場を争う他国にとっては少々納得のいかない結果となっている。

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