チェルシーを率いてプレミアリーグ制覇に近づいているアントニオ・コンテは、すでに来季に向けて補強プランを練っているようだ。
その1つのポイントは最前線だ。現在エースを務めるFWジエゴ・コスタには未だに中国行きの噂があり、将来は不透明となっている。コンテも前線の補強をクラブに要求しているようで、英『Daily Mail』はそのトップターゲットがエヴァートンFWロメル・ルカクだと伝えている。
ルカクはすでにプレミアリーグで通用する選手であることは証明済みで、このまま中堅クラブでプレイを続けさせておくには惜しい人材だ。パワー、スピード、高さとあらゆる要素が備わっており、ジエゴ・コスタにも全く劣っていないはずだ。また、同メディアは仮にジエゴ・コスタが残留したとしても、チャンピオンズリーグのことを考えればルカクの獲得は良い補強になると伝えている。
今季はミッチー・バチュアイがそれほどインパクトを残せず、ジエゴ・コスタが出場できない場合はエデン・アザールに最前線を任せるなどの工夫をしてきた。ルカクのようなFWがいれば非常に心強いが、チェルシーはコンテの願いを叶えられるか。