韓国メディアが“トッティ引退”に反応「彼はW杯の韓国戦で笑うことができなかった」

日韓W杯を回想

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英雄にも別れの時がやってくる photo/Getty Images

彼らにとって、フランチェスコ・トッティの現役引退報道は特別な感情を蘇らせるキッカケとなったようだ。

1989年よりローマユースに在籍し、魔法のような右足でコロッセオを魅了してきたトッティも今や40歳だ。ヴィンチェンツォ・モンテッラやガブリエル・バティストゥータ、そしてアントニオ・カッサーノといった大物と競演しながら、常に主役の座を譲らなかったこの千両役者は、今季限りで現役引退するとローマのモンチ氏によって明らかにされている。

韓国『Sportal korea』は、イタリア代表としても素晴らしい活躍を披露してきたファンタジスタの引退報道に関して、「時間を2002年に戻す必要がある」とし、“独自の観点”からその想いを綴った。

「モンチ氏がトッティの引退を明らかにした。彼はローマのシンボルであり、今に至るまで他クラブへ移籍することもなく、一途な姿勢を示してきたのだ。この世界には永遠という言葉は無く、この偉大な選手にも終わりの時が近づいている」

「さて、話を2002年まで遡ってみるとする。(日韓W杯において)韓国サポーターはフランチェスコ・トッティに対し、冷たい視線を送っていた。というのも、彼はベスト16で対戦する韓国との試合前に『1ゴールで十分倒せる』と豪語し、自信を示していたからだ。そして試合はイタリアが優位に進め、18分にクリスティアン・ヴィエリが先制弾を挙げると、そのあまりにも堅すぎる守備力によって韓国を制圧した。しかし、韓国は後半に蘇ったのだ。ソル・ギヒョンとアン・ジョンファンが劇的なゴールを決め、奇跡的なベスト8進出を成し遂げた」

韓国の輝かしいパフォーマンスの裏に、トッティの誤ちがあったことを彼らは忘れていない。

「トッティは韓国戦で一切笑うことができなかった。延長前半に2枚目のイエローカードを提示され、イタリアに数的不利をもたらすと、それが韓国のゴールデンゴールに繋がってしまったからだ。しかし、彼はその4年後に同じ舞台で頂点を極め、当然ながら大きな貢献も果たしている。ローマファンもそんな英雄の勇姿を忘れることなどないだろう」

かつての因縁を振り返り、ノスタルジーに浸った同メディアだが、トッティが残してきた偉大な功績には十分な敬意を表している。もはやトッティに残された時間はわずかだ。ローマを支え、繁栄させ続けてきた男が有終の美を飾れるよう祈りたい。
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