「空気に向けて言っただけ」が実を結ぶ? 審判侮辱発言のメッシ、“証拠不十分”で処分取り下げ 

アルゼンチン代表にとっては朗報! 残りの南米予選出場可能に

アルゼンチン代表にとっては朗報! 残りの南米予選出場可能に

チリ戦の一幕。鋭い眼光で審判を睨むメッシ photo/Getty Images

FIFA(国際サッカー連盟)は5日、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシに科していた出場停止処分と罰金を取り下げたことを発表した。

3月23日に行われたロシアW杯・南米予選のチリ戦で、審判に対して侮辱的な発言があったとされるメッシ。同月28日にFIFA規律委員会によって、代表戦4試合の出場停止と1万スイスフラン(約114万円)の罰金が言い渡されていた。しかし、メッシは試合後に「審判を侮辱したのではない。空気に向けて言っただけ」と述べるなど、侮辱行為を全力で否定しており、アルゼンチンサッカー協会(AFA)が異議申し立てを行っていた。

そんな中、この件に関しての公聴会が今月4日にチューリッヒで開かれ、AFAが猛抗議。FIFA上訴委員会は「今回提出された証拠では、処分を決定するには不十分」と結論づけ、メッシの処分を取り下げることを決断した。ただ、上訴委員会は「審判を尊重することは、いついかなるときも重要。フェアプレイの原則やスポーツマンシップに反した行為は、絶対に受け入れることはできない」とのコメントも残しており、敬意に対する重要性も説いている。

南米予選では残り4試合を残して5位と、本戦ストレートインへ苦しい立場となっているアルゼンチン代表にとって、メッシへの処分取り下げは朗報となりそうだ。はたして、同代表はロシアW杯へ無事出場できるのだろうか。

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