UCL決勝はユーヴェ×レアルで決まり? これまでの大会データが2クラブを後押し

逆転で決勝進出を決めたチームはわずか3チーム

逆転で決勝進出を決めたチームはわずか3チーム

ビッグイヤーを争う2クラブはユヴェントスとレアルが濃厚か photo/Getty Images

チャンピオンズリーグ(UCL)2連覇を狙うレアル・マドリードと、悲願の欧州制覇に向けて2年ぶりの決勝の舞台を目指すユヴェントスを、これまでのデータが後押ししている。

2日に行われたアトレティコ・マドリードとの準々決勝1stレグを、ホームで3−0の完勝を収めたレアル。一方、ユヴェントスはモナコ相手に敵地で2−0と、価値ある勝利をもぎ取った。結果だけ見てもレアルとユヴェントスが決勝進出に向けて優位な立場位いることはわかるが、UEFAは公式サイトを通じて、「UCL4強、各チームの決勝進出の可能性」というタイトルで次のようのなデータを明かしている。

同サイトによると、UCL準決勝1stレグでホームのチームが敗れた場合、逆転勝ちを収めたチームはこれまでわずか1チームのみ。1995−96にアヤックスがパナシナイコスを相手に0−1で1stレグを落としたが、敵地で行われた2ndレグを3−0で完勝し、逆転突破を決めた。そのため、モナコが決勝進出するためのハードルがどれだけ高いかを伝えている。
さらに、1stレグで1点差以上のビハインドを負ったチームが、2ndレグで結果をひっくり返した前例はないという。そもそも、アヤックス以外に逆転で決勝進出を決めたチームは3つ。2002-03のユヴェントス、2006-07のACミランとリヴァプールだ。ユヴェントスはレアルを相手に敵地で1-2の敗戦を喫したのちに、ホームで3-1の勝利を収めている。ミランはマンチェスター・ユナイテッドに2-3で敗れたがホームで行われた2ndレグで3-0と圧倒し、リヴァプールはチェルシーとのPK戦の末に逆転突破を掴んでいる。

アトレティコとモナコは大会史上稀に見る逆転劇を披露し、1stレグの劣勢を跳ね返すことができるのか。それとも、このまま順当にレアルとユヴェントスが決勝へコマを進めるのか。

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