マンUは今こそグリーズマンが必要 ウィルキンス氏「彼はチームにスピードを加える」

イブラ離脱でスピード型へ切り替え

イブラ離脱でスピード型へ切り替え

負傷離脱したイブラヒモビッチ photo/Getty Images

マンチェスター・ユナイテッドはズラタン・イブラヒモビッチが最前線に構えていた方が強いのか、それとも王様の代わりにスピードのあるマーカス・ラッシュフォードやアントニー・マルシャルらを起用した方がいいのか。これはイブラヒモビッチが負傷離脱して以降続いている議論だ。

イブラヒモビッチはリーグ戦でチーム得点王となっており、今季何度もチームを救うゴールを決めてくれている。しかし、イブラヒモビッチが離脱してからはラッシュフォードやマルシャルが好パフォーマンスを見せている。ラッシュフォードとジェシー・リンガードのスピードを活かして2-0で勝利した4月16日のチェルシー戦、マルシャルのスピードが光った23日のバーンリー戦はいずれも2-0で勝利しているが、英『sky SPORTS』によるとクラブOBのガリー・ネビル氏は「両試合のパフォーマンスは恐らく私が見てきた中でベストなもの」とコメントしており、イブラヒモビッチを欠いていた両試合を今季のベストゲームに挙げている。

また、元イングランド代表のレイ・ウィルキンス氏はイブラヒモビッチを欠いている今だからこそアトレティコ・マドリードFWアントワーヌ・グリーズマンがマンUにフィットすると考えているようで、最前線にはスピードある選手を配した方がいいと語っている。
「グリーズマンはスピードを加えるだろう。ユナイテッドは常にスピードあるセンターフォワードを使ってきた。イブラヒモビッチにそれがないのは分かっているし、ルーニーもユナイテッドに加入した時はスピードがあった。今彼らは再びスピードある攻撃をしていて、グリーズマンはクオリティを加えるだろう。引き分けに終わったいくつかの試合でも、彼ならゴールネットにボールを突き刺すだろう」

グリーズマンは以前からマンUが興味を示していた選手だったが、イブラヒモビッチが健在の時はどこで起用するつもりなのかが見えにくかった。しかし、スピードある攻撃を展開するのであれば理想的な選手となるのだろう。マンUは戦い方を再検討する時にきているが、イブラヒモビッチの長期離脱を機にスピード型へ舵を切るべきか。

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