[UEL]ラッシュフォードが値千金のFK弾 マンUが無失点勝利で決勝進出に前進

粘り強い戦いぶりで辛勝

粘り強い戦いぶりで辛勝

貴重なアウェイゴールを奪ったラッシュフォード(右)photo/Getty Images

現地時間4日にUEFAヨーロッパリーグ準決勝(1stレグ)が行われ、マンチェスター・ユナイテッド(以下マンU)が敵地でセルタと対戦した。

試合序盤はマンUがボールを支配。速いテンポでのパスワークや前線からの連動したプレスを活かし、主導権を握っていく。

しかし、最初に決定機を作ったのはセルタだった。10分、右サイドのラドヤからのクロスにヴァスがヘディングで反応するが、シュートは惜しくも枠外に逸れた。

19分にマンUも反撃。ラッシュフォードが敵陣ペナルティエリア外からミドルシュートを放つが、相手GKアルバレスのファインセーブに阻まれる。その後もサイド攻撃を中心に局面打開を図るものの、自陣深くでブロックを敷くセルタの守備を切り崩せず。34分にはムヒタリアン、38分にはリンガードが相手GKと1対1の局面を迎えたが、いずれもGKアルバレスの体にシュートを当ててしまい、得点に至らなかった。両チーム無得点で前半を終える。

58分、敵陣ペナルティエリア左隅からセルタFWシストがシュートを放つが、GKロメロがファインセーブでマンUのピンチを救う。

後半開始早々に相手の猛攻に晒されたマンUだが、貴重なアウェイゴールを奪うことに成功する。67分、敵陣ペナルティエリア右隅付近でフリーキックのチャンスを得ると、ラッシュフォードがゴール左隅にシュートを突き刺し、先制点を挙げた。

その後もセルタに自陣深くまで攻め込まれる場面はあったものの、ゴール前にバスを停める戦術でセルタの攻撃を凌いだマンUが逃げ切り、試合終了。マンUが敵地で無失点勝利を収め、決勝進出にむけて前進した。


[メンバー]

セルタ:アルバレス、マージョ(→ボービュ 90+1)、カストロ、カブラル、ロンカリア、ラドヤ、エルナンデス、ヴァス(→サンチェス 74)、グイデッティ、アスパス、シスト

マンU:ロメロ、バレンシア、バイリー、ブリント、ダルミアン、エレーラ、フェライニ、リンガード、ポグバ、ムヒタリアン(→ヤング 78→スモーリング 89)、ラッシュフォード(→マルシャル 79)

[スコア]
セルタ 0-1 マンU

[得点者]
マンU:ラッシュフォード(67)

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