「香川、チチャリートでもスタメンではなかった」 今のマンUよりファン・ハール政権時の方が豪華?

現在もポグバやイブラがいるが……

近年のマンチェスター・ユナイテッドはとにかく頻繁に選手が入れ替わっている。補強戦略は明らかに迷走しており、首をかしげたくなる補強も多々あった。そこで米『Bleacher Report』は以前のマンUと現在のマンUの陣容を比較し、どちらが豪華かを議論している。

中でも注目は攻撃陣だ。現在は多額の資金を投じて獲得したアントニー・マルシャル、昨季ブレイクしたマーカス・ラッシュフォード、ドルトムントで結果を出したヘンリク・ムヒタリアン、残念ながら負傷してしまったがズラタン・イブラヒモビッチもいる。昨夏獲得したポール・ポグバも攻撃的な選手としてカウントするなら、現在のマンUはかなり豪華に思える。

しかし、ルイ・ファン・ハール体制時のマンU攻撃陣も実に豪華だ。同サイトは日本代表MF香川真司、メキシコ代表のエースストライカーであるハビエル・エルナンデス、プレミアリーグを代表するドリブラーへと成長したウ ィルフリード・ザハ、現在はアーセナルでプレイするダニー・ウェルベックのような実力者でもスタメンには入れなかったと指摘しており、豪華さでは以前の方が上回っているかもしれない。
加えてファン・ハールのチームにはアンヘル・ディ・マリア、ラダメル・ファルカオもいた。ファルカオもプレミアリーグでは結果を残せなかったが、現在所属しているモナコでは得点を量産している。マンUが上手く使いこなせればイブラヒモビッチと変わらないほどの得点を決めてくれた可能性だってある。

最後に同サイトはベンチメンバーも比較しているが、こちらも香川やハビエル・エルナンデス、ウェルベックがスタメンに入れないのであれば、今のベンチメンバーより豪華との見方だ。

今のチームも十分豪華だが、やはりディ・マリアや香川、ハビエル・エルナンデスらを簡単に手放してしまったことは実にもったいなかった。近年だけでも異常なほどお金が動いているが、ファン・ハール体制時のチームと前線の豪華さにはほとんど差がないと言えそうだ。

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