「BBCがいなくてもハメスは選択肢にない」 イスコ、アセンシオに敗れた”レアル・10番”に非常宣告

ビッグゲームではスタメンに入れず

2014ブラジルワールドカップで得点王にまで輝いた男に非情な宣告だ。レアル・マドリードは23日にバルセロナとのクラシコを戦うが、もはやこうしたビッグゲームでコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスは選択肢に入らないだろうとスペイン『MARCA』が伝えている。

ハメスは今季もターンオーバー要員として起用される機会が多く、重要な試合ではベンチスタートにされている。今回のクラシコはリーグ戦の行方を占う重要な試合で、これまでの傾向ならばハメスがスタメンに入ることはないだろう。しかも、ここ数週間でハメスの立場は大きく変わってしまった。

というのも、MFイスコとマルコ・アセンシオが指揮官ジネディーヌ・ジダンの信頼を勝ち取ったからだ。イスコは国内リーグのスポルティング・ヒホン戦で異次元のパフォーマンスを披露し、ガレス・ベイルが欠場した先日のチャンピオンズリーグ・バイエルン戦2ndレグではトップ下で先発出場している。
一方のアセンシオはバイエルン戦の1stレグでベイルに代わって出場すると、クリスティアーノ・ロナウドの得点をアシスト。さらに2ndレグではドリブル突破から得点まで決めており、評価は急上昇だ。今ではベイルの立場が危ないと言われているほどで、同じレフティーとしてハメスの存在感は薄くなっている。

レアルは未だベイルのコンディションが不安定だが、同メディアは「BBCがプレイするかどうかに関係なく、ハメスが選択肢にない」とアピールしており、序列ではイスコとアセンシオがリードしている。加えてハメスには退団話もあり、これが最後のクラシコになる可能性もある。コロンビアの絶対的エースもこの状況を打開するのは難しいか。

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