[UCL]メッシ、ブッフォンの牙城を崩せず 枠内シュート1本のバルセロナ、カンプ・ノウでの逆転劇パート2ならず

鉄壁ユヴェントス、リードを守りきり4強入り

UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝の2ndレグが19日に行われ、バルセロナとユヴェントスが対戦した。11日に行われた1stレグでは、ホームで戦ったユヴェントスがバルセロナに3-0で完勝していた。

奇跡の逆転劇を起こしたラウンド16のパリ・サンジェルマン戦同様、序盤に先制点が欲しいバルセロナは、果敢に攻め込む。ユヴェントスはディフェンスラインを高く保ち、前線から積極的に守備を仕掛け、バルセロナのビルドアップを阻む落ち着かない立ち上がりとなった。その後はバルセロナが、ユヴェントスのゴール前まで押し込む展開に。19分には、ルイス・スアレスの落としからリオネル・メッシが、左足を振り抜くも枠を捉えきれない。

バルセロナはネイマールが、元バルセロナの先輩ダニエウ・アウベスのサイドを突破し、チャンスを作り出そうとするも、ユヴェントスゴールをこじ開けることができないまま前半の45分が過ぎ去った。後半、メッシがユヴェントスのゴールを脅かす。53分、ネイマールとのワンツーからシュートを放ち、55分にも強烈なミドル弾、57分には直接FKから得点を狙うも、喉から手が出るほど欲しい先制点が奪えない。
悲観的な空気が漂うと、バルセロナのルイス・エンリケ監督は58分、MFイバン・ラキティッチに代えてFWパコ・アルカセルをピッチに送り込む。一方のマッシミリアーノ・アッレグリ監督は75分、パウロ・ディバラに代えてDFアンドレア・バルザーリを投入し守備固め、試合を締めにかかる。試合は0-0のまま終了。バルセロナ、カンプ・ノウでの逆転劇パート2ならず、61%のポゼッションを誇りながら枠内シュート1本にとどまった。2戦合計スコア3-0で勝利したユヴェントスは、2年ぶり7度目の準決勝進出を決めた。ジャンルイジ・ブッフォンは、数々の名GKからゴールを奪ってきたメッシからのまたしても無得点を貫いた。

[メンバー]
バルセロナ:テア・シュテーゲン、セルジ・ロベルト(→マスチェラーノ 78)、ピケ、ユムティティ、ジョルディ・アルバ、ブスケッツ、ラキティッチ(→パコ・アルカセル 58)、イニエスタ、メッシ、ルイス・スアレス、ネイマール

ユヴェントス:ブッフォン、ダニエウ・アウベス、ボヌッチ、キエッリーニ、アレックス・サンドロ、ピャニッチ、ケディラ、クアドラード(→レミナ 84)、ディバラ(→バルザーリ 74)、マンジュキッチ、イグアイン(→アサモア88)

[スコア]
バルセロナ 0-0(2戦合計スコア0-3) ユヴェントス

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