“イブラ抜き”の超速マンUも面白い チェルシー戦で大活躍の若手FWにチームメイトも「偉大な選手」

スピードでチェルシー苦しめる

ズラタン・イブラヒモビッチがスタメンを外れたことで責任感が生まれたのか、16日のチェルシー戦にセンターフォワードで先発したマンチェスター・ユナイテッドFWマーカス・ラッシュフォードは見事なパフォーマンスを見せた。前半にはアンデル・エレーラのパスに抜け出して先制点を記録し、それ以外にも自慢のスピードを活かして攻守に奮闘。才能があることを改めて証明してみせた。

英『sky SPORTS』によると、チームメイトのDFマッテオ・ダルミアンも「マーカスは偉大な選手だと思う。彼はまだまだ若いし、僕たちにとって重要な選手だ。彼にはトッププレイヤーの1人になるクオリティがある。ゲームの全ての部分で優れていると思うし、シュート、動き出し、スピードを持っている」と絶賛している。

今季はイブラヒモビッチがチームの大黒柱となっており、ラッシュフォードや昨季ブレイクしたアントニー・マルシャルは完全な脇役となっている。しかし、イブラヒモビッチのいないマンUもなかなかに興味深い。ラッシュフォード、その相棒を務めたジェシー・リンガードの2人にはスピードがあり、ボールを奪ってからハイテンポなサッカーに持ち込める。これはイブラヒモビッチにはできないプレイだ。
ここにマルシャル、さらにはヘンリク・ムヒタリアンが絡んでくればマンUは爆発的なスピードを持ったチームとなる。それでもイブラヒモビッチが中心であることに変わりはないが、いつまでも頼り続けるわけにはいかない。今季はマルシャルやラッシュフォードに批判も出ていたが、今回のチェルシー戦はラッシュフォードに大きな自信を与えるゲームとなったはずだ。

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