現地時間16日にイングランド・プレミアリーグ第33節が行われ、マンチェスター・ユナイテッドがチェルシーに2-0で勝利した。
同クラブを率いるジョゼ・モウリーニョ監督はクラブ公式Twitterのコメントで、首位チェルシーを相手に完勝を収めたことについて、満足感を示している。
「今日のチェルシーは全てにおいて対応に苦しんでいた。守備においてはマルコス(・ロホ)に苦しめられていたみたいだね。選手たちは非常に良いパフォーマンスを披露していたし、首位のチームが我々のパフォーマンスに対応できなかったと言うことができて嬉しいよ」
アンデル・エレーラにエデン・アザールのマンマークを命じるなど、なりふり構わない戦法で勝利を狙ったモウリーニョ監督。球際での激しい守備を徹底したほか、マーカス・ラッシュフォードやジェシー・リンガードの快足を活かすカウンター戦術をチーム全体に落とし込むなど、まさにリアクションサッカーのお手本というべき戦いぶりで首位チェルシーを叩きのめした。鮮やかな完勝劇で古巣チェルシーを独走態勢から引きずり降ろしたモウリーニョ監督だが、タイトル請負人の威信にかけ、マンチェスター・ユナイテッドを更なる高みへと導くことができるのだろうか。