なぜイスコが常時スタメンではない!? スター軍団・レアルでも”1,2を争う才能”をスペイン紙も称賛

スポルティング・ヒホン戦で魅せた

なぜこれほどの選手が常時スタメンではないのか。レアル・マドリードMFイスコが15日のスポルティング・ヒホン戦で魅せてくれた。

前半17分、イスコはペナルティエリア内でボールを持つと両足を巧みに使いながら囲みに来た相手DFをスルスルとかわし、最後はカーブをかけた左足シュートでゴールネットを揺らしてみせた。密集を突破してからシュートに持ち込むまでのアイディア、それを実現する確かなテクニックと、イスコの才能が詰め込まれた得点だったといえる。

スペイン『MARCA』もこの得点を称賛しており、「社交ダンスを踊るようにDFをかわした」と伝えている。スポルティング・ヒホンのDFはイスコのアイディアに全く反応できておらず、足を出すことすら一苦労といった感じだった。イスコはレアルで絶対的な地位を築いているわけではないが、恐らくこのようなプレイはトニ・クロースやルカ・モドリッチなどイスコより序列が上と見られている選手でもできないのではないか。
イスコはカルロ・アンチェロッティが率いていた頃から過小評価されているようなところがあるが、その才能は恐ろしい。インサイドハーフ、サイド、トップ下など複数のポジションでプレイできることも考えると、本来はスタメンに入っていないとおかしい選手だ。スター軍団のレアルの中でも1、2を争うほどの才能の持ち主であることは間違いないが、イスコは今後レアルを引っ張るエース級の存在になれるだろうか。

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