大迫&モデストは効率性で”ブンデスNo.1コンビ”だ! 少ないチャンスを活かすプロフェッショナル

バイエルンをも上回る効率性

現在リーグ戦で7位につけているケルンは、欧州カップ戦出場権獲得を狙える立場にある。彼らの最大の武器は効率の良さだ。

ケルンはここまでリーグ戦で41得点を記録しているが、特徴的なのはチャンスの数がそれほど多くないことだ。今季のケルンは120回のチャンスメイクで41得点を奪っており、割合にすると34・2%だ。独『General Anzeiger』によれば、これはブンデスリーガでトップの数字だという。チャンスを確実に決めていることが7位に繋がっているのだ。

その立役者はFWアントニー・モデストだ。モデストはここまでチーム総得点の半分以上となる23得点を記録しており、彼がいなければ今季のチームはどうなっていたのか想像するのも恐ろしい。7位にいられるのはバイエルンFWロベルト・レヴァンドフスキ、ドルトムントFWピエール・エメリク・オバメヤンに次いで得点ランキング3位に入る男の存在があるからこそだ。
しかし、モデストも1人でサッカーができるわけではない。彼を支えているのが日本代表FW大迫勇也だ。同メディアは大迫が後方と前線を繋ぐ良い仕事をしていると称賛。3月の日本代表戦で負傷して数試合離れていたが、同メディアは大迫の役割をする選手がいなかったと指摘している。

その大迫も先日のボルシアMG戦で途中出場を果たしており、スムーズに戻ってきている。大迫とモデストのコンビこそケルン最大の武器であり、彼らがいなければチームが欧州カップ戦出場権を狙うなど不可能な話なのだろう。

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